お客様への接し方!マクドナルドのクルーは心が綺麗だからこそ、周りの声を聞いて芽生えた私の疑問

 

 

 

私は高2から27歳まで接客業をやってきました。私は思う、お客様は神様なんだよ。って。でも周りの従業員は違う。文句を言ってばかり。あの人おかしい、この人また来た。私はその様子が疑問でしかない。そういったはてなが多すぎるので今回記事にしました。

 

【目次】

 

接客業に初めて携わったのは高校2年生

私は、高校2年生の時に初めてマクドナルドでアルバイトを始めました。 オーダーを取ったり、商品を詰めたりするホールのお仕事をしていました。私はどちらかというと引っ込み思案で、人見知りが激しかったのでお客様と直接関わる仕事は怖いと感じていたのですが、マックを紹介してくれた子もどちらかというと静かな性格だったので勇気を貰って始めました。

 

マクドナルドは最高だった

まず、マニュアルが多かったです。お辞儀の角度から何秒以内に注文を取るからもうそれは色々なルールがありました。私にはなんの苦痛でもなかったのですが、周りはめんどくさいと言っていました。マニュアルがなぜそんなこと細かくあるかといったら、従業員全員がプロフェッショナルな接客をする必要があるからです。逆に言えば、それさえ出来ればみんな最高な接客術を手に入れることが出来ます。私はなんていい会社なんだろうと感じました。お客様はわがままだとよく言う人が居ます。当たり前じゃないですか!お金を払ってマクドナルドに来てくださっているのだから!別に来てなんて言ってないのに来て下さるのだから!わがままも聞くんです。ケチャップいっぱいと言われたらケチャップいっぱい入れるんです。ポテト揚げたてがいいと言われたら揚げたてを渡すのです。何がおかしい?何が嫌だ?そんなお客様に対して、裏で文句を言う従業員はマクドナルドにはあまり居ません。中途半端な接客をすれば、それだけお客様も中途半端な方しか集まらないのです。要は自分達の不満は自分達が作り上げています。マクドナルドは私にとっては天国で辛くても乗り越えたいと思える最高な環境でした。

 

大人になって接客に対する考え方が変わった

高校卒業後、色んな接客業に就かせて頂きました。しかし、マクドナルド程の意欲が湧かなくなったのです。酷い言い方をします。従業員のレベルが低い。どこへ行っても店員が偉いという考え方を持つ方ばかりでした。大変辛かったです。私の考えは頭がお花畑ですか?と捉えられました。最初は、んなことないと思っていましたが、周りに勝つことが出来ませんでした。もっと楽に仕事してもいいんだと力を抜くことが出来たのは確かですが、それでもずっと疑問でした。なぜ私の考え方は笑われるのだろう?自分を信じれなくなりました

 

以前、とある男性と食事に行きました。その男性はルート営業をしています。仕事の話になり、お客さんと接する際の話を熱く語ったところ、「そんな考え方をしている人って本当にいるんだ」と言われました。

以前、うちの従業員と話していると「ずっと笑ってて怖い」と言われました。お客様から見えるところで暗い顔はあかんでしょと私は思っていたので恐らく笑うことは癖だったのだと思います。すごく悲しい思いをしました。

 

私は人と何がズレているんじゃないかととうとう自分を攻め始めたのです。マクドナルドでは認められていたものがどんどん否定されていくことに心は勝てませんでした

 

人生の転機

私は自分の接客が活きて且つ、自分で出来そうな仕事を選んできたのですがどうも上手くいかない。そして、意を決して仲良くして下さっていたコンビニの店長さんに「働かせて下さい」とお願いしました。

時給も安くておまけに休憩もあまり取れない仕事です。それでもいいやって思えたのは、鴨頭嘉人さんYouTubeのお陰です。正直コンビニなんて底辺仕事だと今でも思っています。地元の子に見られたら恥ずかしいとも思っています。でも、接客をもう一度学び直すにはとても良い環境だと感じています。コンビニには皆さんもご存知の通り、年齢問わず老若男女沢山のお客様が毎日いらっしゃいます。

自分の煙草を覚えてて欲しい人も構って欲しくない人も大勢いらっしゃいます。接客の正解はお客様の数だけあると私は思っているので、毎日正解を探し続けているのです。なんて素晴らしい仕事だろうと思いました。特に店長は色んな人に好かれていて、「ここに来ると元気になる」「店長大好き」というお客様が後を絶たないのです。こんな方の傍で働けている今が嬉しいのです。もちろん、働き出したばかりで毎日失敗します。覚えも悪く迷惑を掛けます。それでも私にありがとうと声をかけて下さるお客様が居てくれるからここに来なきゃと思えます。

私が必要とされている訳ではないけれど、いつか必要とされる人間になりたいです。お客様に元気を届けたい。笑顔になってまた仕事を頑張って欲しい。ただそれだけですが、この気持ちが伝わることを願っています。

 

まとめ

接客業というのは今後10年で無くなる仕事だと言われています。コンビニなんて特にそうです。私は10年後のたれじんでるかもしれません。でも、最高に楽しいお仕事です。物はどこでも買えます、今やスーパーに行けば野菜やお肉だけでなく、お薬や日用品まで買える時代です。私たちなんて必要ないかもしれません。

だからこそ、思いやりが大切です。まごころ込めた接客で客数は上げられます!遠いけど会いたいからあそこのお店にいこうと思って頂けます!私はそうやって客数を伸ばしてきました。

思いやりこそがこの新時代には必要不可欠です。どうかお客様は神様であるという気持ちを忘れず、同業者の方!共に頑張りましょう!!